客商売とは

営業、サービス、小売、ショップ、レストラン、コンビニ、飲み屋。
おそらくはいまの日本で求人の需要が最も多い業種は接客、いわゆる客商売でしょう
体力、知識、対人スキルが求められる客商売は、ストレスもたまりやすい職種です。
なにしろ相手は人間、なにが起こるかわからないからです。
しかし現代社会では、すべての業種で「対人スキル不足」が問題になっているくらいですから、この客商売を長く続けていけるというのは、ある視点では現代社会のエリートなのかもしれません。
とっつきやすい反面、極めるのが難しい。それが人間相手の仕事の特徴です。
そんな客商売の裏話をしたいと思います。

コンビニの裏事情

あるコンビニに、人を人と思わない腹黒いオーナーがいました。
ターゲットは高校卒業したての新社会人のYさん。
そのオーナーは、3か月ほどしたときに、そのYさんにポン!!と70万円を渡し、「ボーナスだよ」とにこにこして言いました。
Yさんはなにしろ世間を知りません。そんなものだと受け取り、せっせと仕事に打ち込みました。
人件費というのは、だいたい月いくら位、と決まっています。それに対して目標の売上もだいたい決まっています。
そのオーナーはそのYさんを店長にして、「予算がオーバーしたら君が給料から払わなくてはいけないんだよ」と教えました。
そんな馬鹿な話はありません。
結局人が雇えず、Yさんは自分がフル回転で働きました。車で寝泊まりしたくらいです。
もちろん目標の達成は難しくなり、Yさんはただ働きどころか、その足りない経費を借金してまで払い続けました。
結局8年間その悪徳オーナーにいいようにつかわれ、Yさんの親が事態を知った時には借金は総額2000万円にまで膨らんでいました。
弁護士に相談にゆくと、「裁判なら必ず勝てる」と言われましたが、穏便に済ませるため、親が借金の2000万円を肩代わりし、Yさんはやっと地獄から解放されたのです。

悪い奴ほどよく眠る、そのオーナーは、その時のたくわえで今は海外に住んでいます。