保険代理店の苦悩
保険代理店の真実
これは私が保険の代理店に勤めていた時の話です。
保険の代理店、といえば、そう、セールスです。
うちでは、生命保険と損害保険を請け負っており、私は損害保険の部署にいました。
テレフォンアポインターともよばれるこの職種は、リーズとアタックと呼ばれる担当に分かれており、まずリーズが保険に興味をもった人を探し当て、アタックが保険に入るように説得する、という担当に分かれています。
アタックは社員さんや、アタック専門の人材が請け負うことになっていました。
私のいた会社は、社内での規律がしっかりしており、知らない人でも廊下ですれ違ったら「お疲れ様です」と声をかけあったり、社内インフラが充実しており、「女性幹部誕生!!」など、情報が流れてきたりと、おもしろい会社でありました。
月末にはサプライズイベントがあり、田村正和のそっくりさんがやってきたりと話題にはことかかない会社でありました。
部署は損害保険は6つのチームに分かれており、さらにその中で4つのチームに分かれています。
それぞれのチームにはチームリーダーがおり、それを6人の社員さんが率いている、という感じでした。
ある日、いつものように打刻をし、自分の机に向かうと、人が集まっていました。
どうしたの?と同僚に聞くと、なんだか机がばらばらで、おかしなことになっている、と。
みると机がぐちゃぐちゃ。しかも時間なのに社員がでてこない。
バイトが騒ぎ出したころ、やっとチームリーダーと社員が2人でてきました。
そして、チームを2つにわけて、仕事が始まりました。
しばらくして、喫煙室にいくと、知らない社員さんが、いなくなった2人の話をしていました。
どうも、女性の社員さんが仕事をやめたがっていたのを、もう一人が相談にのるうち、恋に落ち、かけおちしたとか。
穏便に退職願を出せばいいものを、かけおちって・・・。
いまごろは東北だろうか、なんて考えながらタバコを吸いました。