奇跡の恋愛工作員

僕が恋愛系の調査を主にしている探偵社に調査員として入社して2年、実は元工作員の女の子と来年結婚しようとしています。
女性工作員とは、依頼されたターゲットと巧いこと接触して仲良くなるというか、浮気現場の写真を撮影できる状況を作るのが、最も多い仕事のパターン。
僕の婚約者のサオリは僕より3歳年上で、探偵社へ勤め始めたのは僕より2年早かった。
洋服の着こなし、普段の振る舞いから女の色気をかもし出す、いわゆるいい女、仕事以外でも相当の恋愛をこなしているんだろうと想って、一歩引ける感じがしていました。

不意に告白

そんなサオリと仕事でチームを組むことが増え、自然と惚れてしまたのです。だけど、自分は色気に振り回されているバカな男なんだと自身に言い聞かせて告白するのを自粛していました。
入社して一年がたち、二人で担当した仕事の打ち上げに洒落た店で食事をしていたら、いつものフェロモンに刺激され、ついつい口を滑らして気持ちを伝えてしまいました。
「じゃ、ホテル行こうか?」本当に軽い女だと想いながらもベッドイン。

未受粉

驚いたことに彼女は処女だった。コレが僕の暴露話。彼女がターゲットと肩を組みながらラブホテルに入る写真を何回撮ったことだろう。
どのようにして、未受粉のままに部屋から逃げ出してきたのか?
何で処女がこんな仕事をしてるのか?
そして処女になんでこんな色気があるのか?
話を聞くと離婚した親の影響があるらしいが、詳しくは話してくれない。
とにもかくにも来年の僕とサオリは結婚します。
謎だらけの女性工作員と。だまされている様でチョット不安でもありますが、これから覚悟して彼女自身の暴露話を聞いてあげようと思います。