警察裏事情2
公安部の暗躍
思想犯を取り締まる特別高等警察が戦後に廃止され、その後釜として出来たのが、警視庁の公安部や警察庁の警備局を中心とする公安警察です。
刑事警察や交通警察などと比べて聞きなれない公安警察ですが、このセクションはそれら表の警察とは違い、裏の警察として、その活動内容や実態がベールに包まれていて決して表に出てくることはありません。
公安警察は、主に極右や極左などの思想犯や、テロリズム全般を担当しているといわれていますが、その実情は定かではありません。
かつてオウム真理教と公安警察の間で激しい情報戦があったのは有名な話です。
公安警察の特殊性
公安警察は、その捜査方法や対象の特殊性から、警察組織から独立した組織となっていて、同じ警察であっても、他のセクションと情報を交換することはありません。
かつてのオウム真理教の事件の際も、刑事部と情報を共有せずに捜査に支障が出て問題になりました。
公安警察は、その捜査方法が、聞き込みや取調べなどを中心としている刑事警察とは大きく異なり、盗聴や盗撮、別件逮捕、監視対象の組織への潜入捜査など、スパイさながらの手法で、ときには法を犯すこともあり、いくら検挙のためとはいえ、それが許される行為か否かが問題となることも多いです。
検挙のためには手段を選ばない公安警察。
それに対してみなさんはどうお考えになるでしょうか。